知ってますか?将棋界の歴代スーパースター

先日、藤井聡太五冠が棋王位を奪取して、史上最年少の六冠となりました。

凄いですね。

将棋界では、聡太君が一時代を築くと予想しています。

多分、ファンの皆さんも、聡太君時代を期待していますよね。

では、過去の歴代スーパースターは誰か、知っていますか?

答えは、4名。

木村義雄、大山康晴、中原誠、羽生善治です。

歴代スーパースターの図

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プロ将棋界が、実力制名人に移行して約90年。

一時代を築いたスーパースターは、木村義雄十四世名人、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治永世七冠の4名。

スーパースターの定義は、タイトル占有率です。

10年間、1人で50%以上占めていたらスーパースターです。

さて、聡太君は、これからの10年間、毎年タイトルを4冠以上保持できるでしょうか?

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【グラフの説明】

グラフの折れ線は「タイトル保持者の年齢-挑戦者の年齢=年齢差」をグラフ化したものです。

折れ線が、上昇している時は、タイトル保持者の年齢が挑戦者より高いことが続いている。

強い強い先輩スーパースターの牙城を崩せないで、苦労している若者の姿が浮かびます。

逆に折れ線が、下降している時は、若いタイトル保持者に先輩が挑戦している。

恐ろしく強い新人スーパースターが出現し、名立たる先輩棋士があの手この手を使って挑戦するが、歯が立たない。

苦虫を潰したような顔をする先輩棋士達の顔が、目に浮かびますね(笑)

特徴あるのが羽生時代。

折れ線が横這いになっている。

これは同世代でタイトルを争っていることを示します。

なるほど~、でしょう。

羽生時代の後、急激に下降しています。

これは、非常に若くて強い新人が彗星の如く出現し、悉くタイトルを奪い、防衛していることを示します。

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【プロフィール】2023年3月31日現在

藤井聡太六冠(竜王・王位・王将・叡王・棋聖・棋王)

平成14年(2002年)7月19日生、現在20歳。

令和2年(2020年)7月、第91期棋聖戦五番勝負、3勝1敗で渡辺明棋聖からタイトル奪取して史上最年少タイトル保持者となった。

令和2年(2020年)9月、第60期王位戦七番勝負、4勝0敗で木村一基からタイトル奪取して史上最年少二冠となった。

令和2年(2021年)9月、第6期叡王戦五番勝負、3勝2敗で豊島将之叡王からタイトル奪取して史上最年少三冠となった。

令和3年(2021年)11月、第34期竜王戦七番勝負、4勝0敗で豊島将之竜王からタイトル奪取して史上最年少四冠となった。

令和4年(2022年)2月、第71期王将戦七番勝負、4勝0敗で渡辺明王将からタイトル奪取して史上最年少五冠となった。

令和5年(2023年)3月、第48期棋王戦五番勝負、3勝1敗で渡辺明棋王からタイトル奪取して史上最年少六冠となった。

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