トリビア その1 ~棋士の職業病 part1~「腰痛」

私の尊敬する米長邦雄永世棋聖と芹澤博文九段の假想問答。

米長:芹さん、棋士の職業病のベスト3は?

 

芹澤:おう!?意外とファンは知らないだろうなあ。

まず、第1位は、断トツで、腰痛だ。

 

米長:そう!丸一日、正座だからね。

人によって違うけど、大体三十歳超えたころからね。

太ってる棋士は、相当、辛くて・・・ついつい早指しになる。

 

芹澤:そうなんだ。早指しが得意な棋士は太ってる奴に多い。

女流棋士の持ち時間は、大体2時間。時々、5時間の男性棋戦に参加すると、足の痛さに悲鳴をあげるって言ってるからね。

驚くのが、麻雀の雀士も腰痛とは切っても切れない、と嘆いている。

 

米長:雀士は椅子に座ってるから、腰痛とは縁がないのかと思うのにねえ。

 

芹澤:聡太も今は若いからいいけど、若いうちから対策を考えとかなきゃ、な。

 

米長:大丈夫だよ。師匠の杉本が、その辺は抜かりないよ。

 

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【解説】令和5年(2023年)3月2日現在

〇聡太君・・・藤井聡太五冠(竜王・王位・王将・叡王・棋聖)

〇師匠の杉本・・・杉本昌隆八段。藤井聡太五冠の師匠。