王将戦 第5局、羽生九段、惜敗!

52歳の羽生九段が、20歳の聡太君に挑戦!

その年の差32歳!

「平成のスーパースター」羽生善治 vs 「令和の怪物」藤井聡太の対決!

「羽生にはタイトル獲得100期が掛かっている」

「世紀の対決!」

なんてマスコミは騒いでいますが、

大きな声じゃあ言えないが、小さな声では聞こえない(笑)

棋士の間では、羽生さんが1勝でもしたら、凄い!

って、見方が大半なんです。ふふふ

ゴメンナサーイ!羽生ファンの皆さん!

だってね、38歳の渡辺名人、32歳の豊島九段、30歳の永瀬王座が、歯が立たないんですよー

 参考:3人の対聡太君との対戦成績は、聡太君から見て 66対局47勝19敗 勝率.712

     開幕前の羽生さんとの対戦成績は、聡太君から見て 8対局7勝1敗 勝率.875

30歳代の羽生さんなら兎も角、もう、ねえ、52歳ですから。

ところが、第4局が終ってみると、2勝2敗のタイ!

皆、驚いて口をアングリ!

あっははは

プロ野球に喩えると、

49歳のイチローが、28歳の投手・大谷翔平から4打数2安打したようなもの

ですからね。

もし、羽生さんが、王将のタイトルを奪取しようものなら、

7打数4安打、サイクルヒット。

最後の打席は、逆転サヨナラホームラン!

てなもんです。はい。

 

そして昨日の第5局。

終盤、AI(将棋ソフト)の評価値は、羽生さんに大きく傾いた!

羽生さん優勢!勝ったか!?

王将位奪取に王手!

棋士もファンも、皆、大騒ぎ!

 

ところが最後の最後・・・聡太君が逆転勝ち!!

羽生さん、惜しかった~!

 

でも、あれはギリギリの勝負だったんですよ。

AI(将棋ソフト)の評価値程の差はなかった。

どっちに勝敗が転んでも不思議じゃなかった。

 

それにしても、勝った聡太君が終局後に「有難うございました!」と深々と頭を下げたのが印象的でした。

普段は言いませんからね。

あの一言で、聡太君が冷や汗を掻いていたことが判明しましたね。

激闘を物語っていました。

爽やかで、とても好感がもてましたね。

益々、聡太君が好きになりますよねー。

そして、敗れた羽生さんも笑顔だった。

聡太君と七番勝負を争えるのが、楽しくて仕方ない、って感じが滲み出ていますね。

次は、羽生さんが先手番、是非、勝って3勝3敗のタイに持ち込んで欲しいですね。

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【ニュース】

第72期 ALSOK杯 王将戦 七番勝負 第5局

藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖と合わせ五冠、20歳)

挑戦者:羽生善治九段(永世七冠、52歳)

対局日:令和5年(2023年)2月25日(土)・26日(日)

場所:島根県大田市「さんべ荘」

先手の藤井王将が101手で勝ち、シリーズ3勝2敗として初防衛に王手をかけた。

第6局は3月11日・12日に佐賀県上峰町で行われる。

主催:毎日新聞社、スポーツニッポン、日本将棋連盟

特別協賛:ALSOK(綜合警備保障)

協賛:囲碁将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓