AI(将棋ソフト)時代の大盤解説は、どうあるべきか?その6

二分された視聴者層ごとのニーズ

昔ながらのファンのニーズ

昔ながらのファンを想定して解説する場合、平成時代以上に最新情報に敏感でないといけない。

解説者は、棋士自身がAI(将棋ソフト)を活用して、理解していなければならない。

そして、流行戦法に詳しくないと、いけない。

聡太君の将棋が必ずネット中継されている以上、必然的に聡太君の成績などにも通じていなければならない。

毎日、ネットや地上波の報道を目にする視聴者は、聡太君の事に詳しい。

「なんだそんなことも知らないのか!」と解説者や聞き手を侮るのである。

あーっ!怖い!(笑)

よって、

勉強熱心な若手か、トップ棋士の解説でないと、視聴者は満足しなくなった。

「観る将」ファンのニーズ

「観る将」ファンを想定して解説する場合、話術と話題が要求される。

「話術」とは、「話し方」に加えて「譬喩」と「ユーモア」ではないかと思う。

話題は、人気棋士にまつわるエピソードである。

それと、ミーハー的話。

食事やスイーツの写真、食レポなんかが、「観る将」ファンにとっては、重要なのである。

この分野は聞き手にも大いに助けて貰う必要がある。

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【ai時代の大盤解説シリーズ】

その1
その2
その3
その4
その5

その7
その8

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